最後の第5章となりました。
閉会のご挨拶の前に、2点、本日の研修会を振り返ってみたいと思います。
一つ目は、「デジタル国家、デジタル社会への動き」と題して、研修会冒頭に、「Yamagata幸せデジタル化構想」をご紹介しました。
「子どもから高齢者まで、誰もがデジタル化の恩恵が受けられる社会」をめざしたものでした。
山形県のほか、全国各地で推進されるデジタル化の基本方針が、政府の「デジタル田園都市国家構想」です。
▶ デジタル田園都市国家構想 (cas.go.jp)
▶ デジタル田園都市国家構想|デジタル庁 (digital.go.jp)
「Yamagata幸せデジタル化構想」のような取組みが、全国各地で展開されています。
山形県長井市の「スマートシティ長井」も、「デジタル田園都市国家構想」に関連した取組みのひとつです。
これらの政策や方向性を鑑みると、国家レベルで、デジタル化が推進されていくことは確実です。
これらの政策に追従できるよう、私たち一人一人は、
必要な知識や経験の蓄積に努めていかなければなりません。
デジタル社会に関する調査結果をいくつかご報告してきましたが、
2021年、テレビの視聴時間をインターネット利用時間が超えたとの調査結果が報告されています。
一日の間で、インターネットを利用する時間が176.7分。
約3時間をネット利用に費やしており、テレビの視聴時間を超えました。
10代から60代までの調査でしたが、
5年後、10年後、生活に占めるインターネットの割合は、
さらに増加していることでしょう。
このように「インターネット」は、「生活に欠かせないサービス」となりました。
「インターネット」を上手に活用できれば、
より快適で、より安心安全に暮らせるのかもしれません。
そんなデジタル社会の未来に向けて、皆さんの次なるチャレンジは、イメージできたでしょうか?
●もう少しほかの地域や地区の取組みを調べてみようと思われた皆さん。
インターネットを検索するだけでも、たくさんの情報が入手できます。コロナ禍、遠方への視察は難しいですが、オンラインであれば、現地とつながることはできそうです。
オンラインイベントが地域どうしの交流の場に発展するかもしれません。
●また、身近なところから、コミュニケーションツールを使ってみようと思われた皆さん。
まずは、2~3人でLINE WORKSを始めてみてはいかがでしょうか。無料で、はじめられます。
すでにお使いのLINEで…、とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、プライベートとの使い分けや、つながってくれる側への信頼度など、LINE WORKSでの活動をお勧めします。
LINE WORKSのはじめ方や操作方法については、それらを紹介するWebサイトが、数多く公開されています。また、オンラインセミナーも盛んです。
●活動記録のデジタル化については、大げさなシステムを構築するまでもなく、手軽に始められる方法もたくさんあります。地域や地区の実情に応じて、段階的なデジタル化も可能なので、是非とも、ご相談ください。
神戸市の民生委員が見守り活動にLINEを活用しているとのお話をしましたが、
ほかにも、主任児童委員の方がZoomを使って「オンライン子育てサロン」を立ち上げていたり、
地域福祉にデジタルを取り入れようとするチャレンジは、全国各地ではじまっています。
インターネットやデジタルを積極的に受け入れ、チャレンジしていただければ嬉しいです。
皆さんの新しいチャレンジに期待します!
最後となりますが、本日の資料や研修コンテンツは、弊社ホームページから閲覧が可能です。
お手持ちのスマートフォンで弊社ホームページの「QRコード」読み取って、アクセスしてみてください。
私からのご説明は以上となります。
不慣れな研修会講師にも関わらず、最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。